研究者が考えた新しい入れ歯治療
真髄を究める。歯学博士としての研究経験を活かした新しい治療に取り組みます
院長は、広島大学歯学部大学院で、歯科医療に関わる分子生物学の研究に携わっていました。大学院での学びは今も院長の診療の基礎を支えています。例えば患者さんが入れ歯に満足できない理由は至るところにあり、しかも一人ひとり異なります。あらゆる条件を見いだし、しかるべき対応をするために今までの研究が役に立っているのです。
さらに院長は補綴科出身の歯科医師ではありませんので、従来の入れ歯の専門家とは違う視点で入れ歯治療を捉えてきました。研究者として物事を科学的に見極める目に、患者さん一人ひとりの背景や思いをくみ取るドクターの視点を加えながら、多角的に検討した上で、新しい部分入れ歯やオリジナルな入れ歯治療方法を生み出してきました。
医師の視点・研究者の視点から考える良い入れ歯
良い入れ歯とはどのようなものでしょうか。院長が考える良い入れ歯とは、患者さんが良い入れ歯と感じる入れ歯です。鑑賞するものではないので、その見映えの美しさだけを取って評価はできません。優れた歯科医師が作ったものでも、患者さんに受け入れられるとは限りません。入れ歯の評価は歯科医師が判断するのではなく、患者さん自身が判断されるものだと考えています。
かみ合わせや“かめる”ことを見極める
良いかみ合わせについても個人差があり、何が良いのかは一概には言えません。解剖学的な平均値や、きれいな歯並びが必ずしも良いかみ合わせではありません。1本入れ歯を入れただけでかみにくくなったという方もいれば、総入れ歯でよくかめるという方もいます。かむ・かめないは、最終的には患者さんの主観に頼らざるを得ないのです。
また、あごの形、痛みに対しての順応性、器用さ、期待度なども患者さんによってすべて異なります。当院では、”かめる”とは、患者さん自身の判断で、継続的に痛みを感じることなく物がかめ、飲み込めることと定義し、患者さんの満足度を第一とした入れ歯治療を心がけています。
脇田院長だからこそたどり着いた、快適で使いやすい入れ歯
使いやすい入れ歯は良い入れ歯というイメージがありますが、しっかりと型どりをして作った入れ歯が果たして良い入れ歯かどうかは疑問です。口の中の環境は、歯という硬い組織と、粘膜という柔らかい組織でできています。さらに発音や食事をする上で、これらが調和を保って動いています。一つの場面だけを切り取って精密に作っても、うまくいくわけではないのです。
当然のこととしてフィット感にこだわった上で、「歯ぐきが腫れぼったい」「硬い」「きつい感じが好み」「ゆるい感じが好み」といった患者さんの特徴をざっくり捉え、そこに科学的な分析を加えて入れ歯作りに活かすのが院長の特徴です。当院でご提供する部分入れ歯や総入れ歯は、患者さんに本当に満足していただけるように、院長が25年以上の研究成果と臨床経験との中から編み出した、オリジナリティがあり使いやすく、快適な入れ歯です。
当院の入れ歯をもっと知りたい方へ
入れ歯のことでお悩みの方へ、院長と入れ歯技工士がわかりやすく、ていねいにご説明いたします。
よい入れ歯を作るためのガイド
はじめて入れ歯をする方や、これから歯を抜いて入れ歯を考えている患者さんへ
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