顔立ちも変わる、美しい入れ歯
入れ歯で前歯の歯並びをきれいにすると、当然口元の見た目は良くなりますが、実は美しくなるのは歯並びだけではありません。へこんでいた鼻の下や唇のまわりに、ふくらみを持たせることができるので、ハリのある口元に変化し、顔立ちも全体的に変わったような感じになります。
歯周病でほとんど歯がグラグラしている方などは、力を入れて噛まない日々を過ごしているので、頬や口元の肉が落ちて、たるんでいたり、口元のふくらみがなかったりします。
そんな場合、入れ歯の歯ぐきの部分に厚みを持たせて口元のふくらみを取り戻します。
そして、しっかり噛める入れ歯を作りますから、噛むことによって唇から頬まで筋肉を使うようになり、入れ歯を使っていくうちに、口元だけでなく顔全体も大きく変化していきます。
また、噛み合わせの高さが低くなってしまっていて、口元がクシャッっとくずれている方がいらっしゃいます。笑った時でさえ、全く上の前歯が見えないケースもあります。これは入れ歯を作る段階で噛み合わせの高さを間違えて低く作ったのか、あるいは長年入れ歯を使い続けて歯が磨り減ったためでしょう。
このような場合は、入れ歯の歯の高さを少し上げるだけで、顔も面長になり、前歯も見えて、かなり見た目が若くなります。
自分の口元にピッタリ合った入れ歯は、歯並びの美しさだけでなく、口元から頬、そして顔全体の印象を変えるくらい不思議なものなのです。整形ではないので、絶対変わるとはいえないですが、当院に来られる患者さんの多くの方は、見た目の印象が良くなっていらっしゃいます。
「入れ歯治療の新発想」
第1章 「逆転の発想」から考える入れ歯治療
第2章 新発想の「試せる入れ歯」
第3章 日本人に合った理想の入れ歯とは
噛みやすく、薄く、軽い 新開発の金属製入れ歯「ディアレスト」
第4章 入れ歯作りの真髄 私の入れ歯作りに対する取り組み
第5章 患者さんの本音に答えます
Q.自由診療は、保険診療と違って、なぜこんなに費用が高いの?