金属床入れ歯の型どり・噛み合わせ・歯並び
入れ歯のイメージを変える、新開発の入れ歯「ディアレスト」!
さらに快適な、新開発の金属床入れ歯(ディアレスト)に進む際も、「試せる入れ歯」と同じように、新たに型どり・噛み合わせ・歯並び確認を行います。金属床入れ歯は通常の入れ歯に比べて、「薄く」「軽く」「見た目が良い」ことが特徴ですから、口の中に入れた瞬間に、「あっ!これはいい!」と思っていただけるように、細心の注意を払いながら、デザインを考えています。
このデザインは、当然一人ひとり異なります。ですから大変ではありますが、私の今までの経験と、「試せる入れ歯」でつかんだ患者さんのクセを思い出しながら、最も理想的なデザインを描いていきますので、おまかせください。
金属入れ歯(ディアレスト)は、治療計画に歯の治療が入っている方には、何らリスクはありません。被せるもの、詰めるものにアンダーカットの加工を施せば良いだけです。
問題は治療箇所が全くない、残っている歯がすべて天然歯の方です。その場合、レジンといわれる、歯に接着性の良いプラスチックでアンダーカットの加工をします。歯を全く削らないように処置することもできますが、天然歯の場合にはボールペンのペン先くらいごくわずかに削ることがお勧めです。そうすると不具合はありません。
全く削らないように加工すると、場合によっては加工が外れることがあります。ただ、削りたくない方は、その都度の修正を了承いただければ、もちろん大丈夫です。
また、「残っている歯が1本でもディアレストができます」と言いたいところですが、お勧めはしません。常識で考えても、歯が1本しかない人と、5本残っている人では同じ条件で入れ歯ができるとは言えないからです。私としては、ディアレストは患者さんにお勧めしたい最高のものだと思っています。しかし患者さんの期待を裏切ることの方がショックですから、1本でもできるとは言えないのです。
もしご希望される方は、最低でも「試せる入れ歯」を1年はつけてみることをお勧めします。そのうえでトラブルがなければ、初めてやってみる価値があると思います。
「入れ歯治療の新発想」
第1章 「逆転の発想」から考える入れ歯治療
第2章 新発想の「試せる入れ歯」
第3章 日本人に合った理想の入れ歯とは
噛みやすく、薄く、軽い 新開発の金属製入れ歯「ディアレスト」
第4章 入れ歯作りの真髄 私の入れ歯作りに対する取り組み
第5章 患者さんの本音に答えます
Q.自由診療は、保険診療と違って、なぜこんなに費用が高いの?