初診の診断・相談・治療計画・見積
診断はすべての始まり!
電話やメールにて、最初のご連絡をいただいたら、約1時間、初診の予約時間を取ります。
初診では、口のなかの診断、レントゲン検査、私の治療方針の説明、相談、治療計画と見積をお作りしますが、最も大切なことは、治療計画を考える際に、「患者さんの一番の願いは何であるのか!」を私がしっかり理解することだと思っています。
ここを間違ってしまっては、最終のゴールが違うところに行ってしまいますので、慎重に患者さんの話を聞き、主訴を確認し診断して治療計画をお話しします。特に初めは、歯を削らないこと、抜かないことをしっかり理解してもらったうえで、治療の第1段階をお話しします。
お互い初対面であり、特に患者さんは緊張されている場合も多いので、最初からスムーズに会話をするのは難しいかもしれません。
「私は人見知りだから」「口下手だから」という方もいらっしゃいますので、私はどちららと言うと、初めはできるだけリラックスしてお話ししてもらえるよう努めるようにしています。時間はしっかり取っていますから、思う存分お話しください。
治療計画については、口の中をすべて治したいといわれる患者さんもいれば、一部だけという患者さんもいらっしゃいます。その方に合わせて、1案と言わず、2案でも3案でも提案します。また、最初は一部だけ治して、私の技術が信頼できたら、追加して治療するという方法をお勧めする場合もあります。上下二つの入れ歯の患者さんで、先に上だけ作ってから、あとで下を作るということも可能です。その治療計画に基づく見積書も同時に提示いたしますので、料金もきちんと確認してください。
大切なことですので、「あまり料金のことを細かく聞くのは…」などと遠慮することなく、しっかりと質問してください。
一つ一つ説明していきます。
料金に関しては、自宅に帰られて家族の方ともご相談されてから、あらためてご連絡いただくよう、お勧めしています。
初めての話し合いで緊張されている中、よく理解せずにその場で決めてしまっては、あとで患者さんも私も困りますし、特に入れ歯の治療は、やはり回数を通わなくてはいけませんので、そのあたりも含めて、よく考えてから決めていただくようにお勧めしています。
そして、治療することを決めていただいた時には、もう一度私が患者さんの問診によって理解したことを文章化して、「あなたの一番の願いはこういうことですね」という確認を必ずとります。
「そんなつもりではなかった」という患者さんの誤解を生まないようにするためです。
また、他の歯科医院と連携を取ることも可能ですので、「虫歯の治療はかかりつけの先生に保険を使って診てもらって、入れ歯だけお願いしたい」ということであれば、それでも一向に構いません。
ただ、治療の責任の所在をきちんとしなければならない部分もあるので、その点はご理解いただくこともあると思います。
「入れ歯治療の新発想」
第1章 「逆転の発想」から考える入れ歯治療
第2章 新発想の「試せる入れ歯」
第3章 日本人に合った理想の入れ歯とは
噛みやすく、薄く、軽い 新開発の金属製入れ歯「ディアレスト」
第4章 入れ歯作りの真髄 私の入れ歯作りに対する取り組み
第5章 患者さんの本音に答えます
Q.自由診療は、保険診療と違って、なぜこんなに費用が高いの?