茶色くなった入れ歯
ずっと入れ歯を使っていますと、入れ歯はだんだんと黄ばんできます。
入れ歯というのは、プラスチックの樹脂の面積が大きく、人工の歯も固いプラスチックで作られているため、どうしても少しずつ汚れが付着し、その汚れとともに黄色く黄ばんで、もっと期間を経ると、茶色くなったり部分的には黒ずんだりしていきます。
そのようになりにくくするには、当然、日頃の洗浄が大切になります。最も良い方法は、超音波洗浄器というものを使って汚れを落とす方法です。
超音波というのは非常に細かい振動で汚れを落としますので、プラスチックの樹脂に付いた細かい汚れもきれいに落とします。これで毎日洗浄すれば、かなり長い間、きれいな状態の入れ歯のまま生活していけるかと思います。
歯ブラシで丁寧に洗うだけでももちろん結構なのですが、手で洗うよりも機械で全体的に汚れを落とす方がやはり効率はいいように思います。
また、そのように丁寧に洗浄をしていても茶色く着色してしまった入れ歯は、技工士がいる歯科医院で専門的に磨いてもらう方法があります。茶色の汚れの深さによりますが、入れ歯全体を一層削って、もう一度新生面を出してから磨き上げます。するとピカピカに光った入れ歯に戻ることができます。
かみ合わせの面は削ってしまうとガタガタになりますから、ここだけはそのままにしておきます。
だいたい30分もあればきれいにできますので、定期的なメンテナンスの時に同時に頼めばいいかと思います。当医院では半年のメンテナンスで磨くようにしております。
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