入れ歯の保存方法
入れ歯をはずした時は、どうしたらいいのですかという質問は、入れ歯がはじめての患者からは必ず問いかけられます。
入れ歯の弱点というのが、乾燥に弱いことで、入れ歯は水分がないといけないのです。空気中にそのまま放置していると、数時間で少しずつですが変形していってしまうのです。ごくわずかではありますが、これを繰り返しますと、いずれ入れ歯が口の中に入らなくなったと言われるようになります。
それくらい、乾燥した状態に置いておくと入れ歯は変形していきます。
なぜそうなるかと言いますと、入れ歯に使われているプラスチックのレジンという材料にそのような性質があるからです。
ならばレジンではないものを使えばいいではないかと言われるかもしれませんが、細かい調整ができること、歯ぐきの色に似せられる透明性などの色の問題、軽さや硬さ、熱いものや冷たいものでも大丈夫なことなど、入れ歯に使う材料としてはこれ以上のものはないというくらいの素晴らしい特徴がいろいろあるのです。
ただ、乾燥に弱く水分がないといけないということだけ、どうしても守っていただきたい項目になります。
夜寝るときに、入れ歯をはずされる方は、水の入ったの容器の中に、入れ歯を浸けておいてください。きれいに洗浄して浸けておくのが一番いいですが、とにかく水の中に入れていただければ問題ないです。
また寝る時も入れ歯を入れて寝る人の場合には、口の中はだ液がありますので、そのだ液の水分で入れ歯は守られます。寝ている間に歯の細菌は増えていくようですので、朝起きた際には一度入れ歯を洗浄されることをお勧めいたします。その方が朝食もおいしいのではないかと思います。
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