入れ歯の定期検査はどれくらいの期間と頻度か
入れ歯の大きさや部位などにもよりますが、残っている歯のケアも考えて、だいたい半年に1回は来てくださいとお伝えしています。
歯周病の状態が良くない患者さんの場合には、入れ歯にも影響しますので、3ヵ月のメンテナンスをお勧めしていますが、通常は半年のチェックで十分です。
遠方の患者さんや体調面でなかなか来院できない人の場合には、1年に1回という場合もあります。ただし、ご自宅でのケアに特に注意していただくか、お近くの歯科医院でケアしていただいてもかまいませんとお伝えしています。
その際に、入れ歯だけはこちらの責任で調整しておりますので、他の歯医者さんに調整してもらうことは基本的にしないでくださいと申しております。
入れ歯のことをよくわかっていないドクターが調整した場合には、入れ歯自体が全く無駄になるかもしれないからです。また、もし入れ歯以外の治療があったとしても一度こちらにご連絡をいただきたいと考えております。
定期検査の際に、入れ歯以外にも他の歯の状態もしっかりとドクターが見て、治療が必要な歯があれば当然、治療のお話もしますし、入れ歯の調整や専門的な洗浄も行っています。
入れ歯は毎日毎日使うものですから、時間ととともに劣化していきます。5年~10年は使っていただきたいと考えていますが、何十年も使えるわけではありません。ですができるだけ長期間使っていただくためにも、定期検査は重要です。車にも車検があるように、また体にも健康診断があるように、快適に入れ歯と歯を守りながら生活していくには、定期的なチェックはかかせません。
ぜひ積極的に定期検査は受けていただきたいと思います。
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