部分入れ歯・ディアレスト
「最愛」という名前をもつ、部分入れ歯の理想形「ディアレスト」
「あきらめない入れ歯(試せる入れ歯)」から生まれた、日本人に適した金属床の部分入れ歯が「ディアレスト」です。お口の形に合わせた部分入れ歯は、いろいろ試して調整や修正をしてから、最終的にデザイン・設計することがベストです。ディアレスト(Dearest)とは、dearの最上級「最愛」という意味です。「自分の大切な家族に、使ってほしいベストな部分入れ歯」の思いを込めて名付けた、当院だけのオリジナルな入れ歯です。
ディアレストの最も大きな特徴は、入れ歯の土台となり、失われた歯の歯肉や周囲粘膜を覆う床の部分が金属で、薄く軽く機能性に優れた金属床の部分入れ歯であることです。カチッと収まる感覚と、邪魔にならないつけ心地の良さがあり、クラスプという金属が見えないため、審美性にも優れています。
ディアレストと通常の入れ歯の比較
ディアレスト部分入れ歯
保険の部分入れ歯(クラスプあり)
快適で機能性に優れた材質を選び抜きました
従来、金属床の入れ歯の多くはコバルトクロム合金製でした。コバルトクロムは強くて硬い金属ですが、その分たわみが少なく、他の歯に与える負担が大きくなります。ディアレストは床部分にチタン合金を使い、薄さと軽さを追求した結果、10円硬貨2枚分の約8グラムまで軽量化を実現しました。
チタン合金は独特のたわみがあり、金属でありながらピタッと貼り付くフィット感があり、カチリと留まります。装着感が良いだけでなく、食べ物をかんだ時もしなやかに力を受け止め、自然に近いかみしめ感が得られます。お口の中で金属の味がすることもありませんし、熱い物は熱く、冷たい物は冷たく味わえます。
歯ぐき部にも良質のプラスチックを選択
また、外側の歯ぐき部は上質なプラスチックで、最も薄い部分はわずか1mmです。この上質なプラスチックは薄くて硬いという特徴があり、食べ物の臭いや色が着きにくい素材です。
笑顔に自信が持てる、審美性にも優れた部分入れ歯
人工歯の部分は、歯科技工士が、患者さんの好みや顔立ち、口元、残っている歯にも考慮しながら、バランスよく仕上げます。外から金属が見えることはなく、前歯が部分入れ歯になる方でも全く問題ありません。もちろん発声や発音がしやすくなるよう粘膜との境目をなめらかに仕上げています。
今までこのディアレストを使用している患者さんからは、
「舌触りがなめらか」
「入れ歯を入れていることを忘れる」
「ピタッとフィットしているのに締め付けがなく、粘膜が呼吸できる感じ」
「わずかな痛みもない」
などの感想をいただいています。最愛の患者さんに、是非お使いいただきたい部分入れ歯だと自信を持ってお勧めしています。
これが部分入れ歯「ディアレスト」です
薄く、軽く、見た目がよい
金属床部
チタン合金:0.35mm。この薄さが最高のフィット感と舌触りを生み、さらにカチッと止まることで安定性があります。またチタン合金独特のしなりがあるため、物を食べる時に硬すぎず柔らかすぎない、ちょうどよい自然な感覚が得られます。
人工歯部
●前歯
より天然の歯に近く立体感のあるリアルな歯であるため、特別な人工歯を使用。患者さんのお顔や、口元にあった色や形を選び出し、患者さんのお好みを第一に最適な人工の歯を並べます。
●奥歯
しっかり物をつかみ安定性が得られる歯を使用します。
樹脂部
●ベルテックスレジン
保険で製作される通常の樹脂(2.5mmから3mm)に比べると、最薄部1mmと画期的な薄さです。ベルテックスレジンは、日本製の物に比べ粒子が非常に細かいため、薄くても硬く加工でき、食物の臭いや着色が比較的吸着しにくい材質です。
ディアレストと保険の入れ歯の比較
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