入れ歯で快適に暮らす(使い分け)
部分入れ歯の可能性を追求。歯をなるべく残したまま入れ歯を作ります
入れ歯は食べ物をかむことも大切ですが、それ以外に着けていて楽であることやしゃべりやすいこと、見た目のよさなどさまざまな条件が求められます。食事の時間は、1日3回で合計1時間から2時間。もちろん、しっかり食べることは生きていく上で必要な課題ですが、話しやすさや審美性も社会的な意味からはかなり重要です。
理想的な入れ歯は、食べることだけでなく、しゃべりやすく、つけていて苦痛でなく、見た目もよい入れ歯ということになります。患者さんによって、すべての条件を満たす入れ歯を作ることが難しい場合は、目的に応じた入れ歯を複数作り、使い分ける方法をご提案しています。
食事や仕事用、自宅用など目的に応じた入れ歯を使い分ける
特に講演など人前で話したり、商談する機会が多い方の場合、かむことに適した入れ歯と、見た目に美しく話しやすい入れ歯とでは条件が異なることがあります。そこで、食事用に特化した入れ歯と、仕事用の入れ歯を作り、使い分けをご提案しています。
また、特に異物感に敏感な方の場合は、外出用と自宅用の2つの入れ歯を作る方法があります。自宅用はシンプルでリラックスできるタイプの入れ歯にするのです。
患者さんのご要望に合わせていろいろ試しながら、バランスのよい入れ歯に仕上げていくことに加え、時に複数の入れ歯を使い分けて患者さんのお気持ちにピッタリフィットする入れ歯ライフが実現すると考えています。