2021/02/19
技工士の関戸です。
コロナ下でありながらも、年明けから、新しい患者さんからの連絡や来院が増えております。
ある患者さんは、コロナにかかったり、あるいは入院するような病気になったとき、問題なく安定して入れ歯が使えるようになるために、来院しましたと話されたり、またある患者さんは、コロナなどで長期的に入院するような時でも歯が痛むなどの症状が出ないように、今の段階で治せる歯はきちんと治したいと言われました。
皆さんが、この不測の事態でいろいろ考えられていて、将来的に問題なく過ごせるように、歯や入れ歯の治療に取り組まれているんだと思いました。
ですから、予約の時間もきっちり守られて、まじめに真剣に治療に通われる患者さんが多いと感じています。
健康的に食べるということは最も大切だと言えますし、社会的な意味で歯がきれいなことも大切です。
この2つが一番患者さんが求められることが多いので、その点を十分に踏まえながら、患者さんの言葉を聞き逃さないで、今年も、できるだけ最善の入れ歯を作っていくことを心がけたいと思っています。
2021/01/07
技工士の関戸です。
新年が明けましても、依然コロナの状況は厳しいですが、今年もできるだけ患者さんに負担をかけないように、入れ歯の調整や修正が少なく済むように、良い入れ歯づくりに励みたいと考えております。
幸い、当医院の最寄り駅である日本大通り駅は、東急東横線とつながっていまして、東急東横線はリモートでお仕事をされている乗客が非常に多いため、電車内は空いている状況だと思います。
そして、当院では極力、患者さんが重ならないように、完全予約制で治療を行い、入口の受付から直接、個室の待合室へスタッフがご案内しまして、診療時間になりましたら、お呼びして、個室の診療室で治療を行っています。
また、患者さんが帰られましたら、毎回、診療室・待合室及び入口のドアなどを時間をかけて除菌してからのご案内をしております。そのような対策で、今のところ問題なく患者さんも来院してくださっていますが、早くこのような状況が改善することを祈るばかりです。
入れ歯でしっかりと食事をして免疫力もつけてもらい、毎日元気に過ごしていただきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
2020/12/25
技工士の関戸です。
今年はコロナで大変な状況になりましたが、その中でも多くの患者さんに来院していただきまして、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
幸い、当医院は、2006年(平成18年)の開業以来、入れ歯を専門的に扱うこともありまして、患者さん同士ができるだけ顔を合わさないで済むように、患者さんの待合室をもともと完全に個室にしていることもあるかと思いますが、それほどキャンセルもなく、皆様、来院してくださいました。ありがとうございました。
(ちなみに、誰にも気を遣わず、待合室も診療室も完全個室にして、プライベートな空間で、プライベートな診療を受けて欲しいという意味も込めて、医院名もプライベート歯科横濱となっております。)
ただ、ご年配の患者さんの中には、当医院まで来られる道中の、電車や駅などでの感染の問題もありまして、半年に一度のメンテナンスを控えられる患者さんはいらっしゃいました。
「本当はメンテナンスに来たかったの。」とか、やっぱり「半年に一度くらいは診てもらわないと、入れ歯の調子が変わる」というお言葉を聞きまして、コロナの問題は非常に大切ではありますが、ステイホームで毎日家の中で食事をする際に、入れ歯に不都合があると、これもまた大変な状況ではありますので、来られた患者さんの入れ歯に関しましては、できるだけ問題なく、このお正月の期間も過ごせるように、調整させていただいております。
入れ歯は、日々使っていく中で、特に咬み合う面がすり減ってきます。これを追加したり、変更したりして定期的に調整しなくてはいけないのですが、なかなか今年のコロナの期間には、調整できていない患者さんもいらっしゃいます。ここはご本人の判断で来院していただいているのですが、非常に難しい問題です。
年が明けて来年もしばらく、このような状況は続くかと思いますが、できるだけ密にならないように対応しておりますので、体調が良い時に、ぜひメンテナンスにもご来院ください。今年一年間、どうもありがとうございました。
2020/12/04
技工士の関戸です。
「歯がグラグラしているのですが、どうしたらいいですか?」というご質問は、診療中でも電話などでもよく話されます。
一言で言いますと、グラグラの度合いに寄るということになるかと思いますが、これまでの患者さんの傾向から申し上げますと、抜かなくてもいいくらいのグラグラ具合の患者さんは、かなりいらっしゃいます。
その中で、当医院の院長に診てもらう前に抜いてしまっている患者さんも当然多くいらっしゃいますが、できましたら、抜く前に一度、当医院を受診してもらいたかったというのが本音です。
もしかしたら、入れ歯にする際に、有効的な利用方法があったかもしれません。歯というのは、抜いてしまえば、もうどうしようもないものですから、本当に抜く以外に方法がない場合を除いて、あわてて抜かないことをおすすめします。
多少グラグラしていても、よりしっかりと入れ歯をとめるために、歯の土台があるということは、とても大切なことです。ブリッジや差し歯にすることはできないような、弱った歯でも、入れ歯を製作する際には、かなり大きな助けとなる場合があります。
ところが、入れ歯にあまり詳しくない、得意ではない歯医者さんの場合、入れ歯を作るのに邪魔だから早めに抜いてしまう場合があります。多くの歯医者さんは、歯の治療に力を入れていまして、入れ歯を専門的に力を入れている歯医者さんは1割もいないと言われます。
ぜひ良い入れ歯を入れる時には、入れ歯を専門的に扱う医院で、入れ歯に合わせた治療もできる歯医者さんに依頼してください。その時には、急がず、じっくり考えて取り組んでください。
1本の歯が抜けたことはきっかけで、次から次へと抜けていき、最終的に総入れ歯にまですすんでしまう可能性もないわけではありません。総入れ歯は、どこにも固定することができないので、大変な状態になる症例もございます。
できるだけ今残っている歯を大切にしながら、入れ歯とうまく共存して生活していっていただきたいので、入れ歯も質の高い、良い入れ歯を作られることをおすすめします。
2020/11/10
技工士の関戸です。
当医院に初診で来られる患者さんの中に、入れ歯にすべきか、ブリッジにすべきかで相談に来られる方は非常に多いです。
結論から言いますと、どちらも経験してみたら、はっきりと答えが出るということになります。
保険診療ではこのようなことは残念ながらできないですが、自由診療の場合、費用はかかるものの、実際にやってみてから、最終決断ができます。
毎日毎日使っていく大切な歯ですから、長い目で見て、じっくり検討するのが一番の早道です。
あわてて決めてしまった場合、数年後に後悔することも考えられます。
治療には、入れ歯のことを考えた処置もあれば、ブリッジのことを考えて行う処置もありますから、後戻りできない処置をしてしまった場合には、どちらかを選択するということができなくなってしまいます。
基本的には、入れ歯を経験してから、あまりよくなかった場合に、ブリッジの治療へ方向転換するケースが多いようです。入れ歯を使っていて、問題なければ、入れ歯のままで快適に過ごせます。入れ歯がどうしても使いづらければ、ブリッジを体験して、ブリッジに変更することも可能です。
はじめから、あわててブリッジの処置を行った場合には、入れ歯にはできなくなり、ブリッジしかできないこともありますので、どちらか悩んでいる方は、まずは入れ歯をおすすめします。
1箇所だけではなく、その他にも不安な歯はある場合には、それらも含めて、口の中全体を考えて取り組むことが大切ですので、一度、自由診療専門の院長の診断を受けられてはどうかと思います。決して後悔することはないと思います。