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今世の中に出回っている入れ歯は、なぜそこまで頑丈に作るのだろうか? 不思議です。

技工士の関戸です。

 

現在、世の中で一般的に使用されている部分入れ歯は、頑丈なバネや引っかけ、バーを使って、数か所の歯に固定するような形で作られています。

 

確かに固定するところが多ければ多いほど、入れ歯はしっかりと口の中でとまると考えられますが、もともとの天然の歯に引っ掛けたり、強く固定することが、入れ歯にとっては大切でも、残っている歯にとっては問題がないのか?と考えますと、やはり大きな負担になっていると言えます。

 

かむ力というのは、相当な力ですので、いろいろな歯に強くバネで固定されていた場合、その健康な歯が強い力で揺らされるのは明らかです。歯は揺らされれば、揺らされるほど、歯周病になるリスクも高まるでしょうし、しっかりと根を張っていた健康な歯が時間の経過とともにぐらぐらして弱ってくることも予想できます。

 

天然の歯は、歯の根っこに衝撃を吸収する繊維の膜が一層張られています。この膜は、石をかんだりしても頭にズキンと来ないように、強い力を吸収できる能力がありますし、少しばかり歯を揺らされても、耐えられるような働きを持っています。

 

しかしながら、入れ歯のバネのように、人工的に必要以上に強い力で引っ張られたり、入れ歯で何度もかむたびに、常に引っ掛けられていると、やは悪影響が出てきます。
許容範囲内の力で動かされるのは、なんとか耐えられるでしょうが、ではどれくらいが許容範囲なのかは、正直誰にもわからないと思います。

 

それならば、強い力で引っ掛けないような入れ歯はないのか?ということで作っているのが、当医院の入れ歯です。
1本1本の歯を、入れ歯に従属させるのではなく、独立させておいて、残っている歯全体で助け合って入れ歯を支えていくという考え方です。できるだけ弱い力で入れ歯を固定しておいて、実際に使っていくなかで、どうしても弱い部分がでてきたら、そこだけもう少し強い力で助ける、という取り組み方です。

 

すると、16年以上そのような入れ歯を見てきていますが、楽に使われている患者さんが多いです。そして、残っている歯が次々に弱っていくようなことはありません。
入れ歯を着けている感覚も少ないので、うっとおしいということもないでしょうから、気楽に入れ歯でも生活ができているという状態だと思います。

 

口の中でがんじがらめに固定された入れ歯は、私はあまりよくないんではないかと思っています。本来、口の中はそのような状態ではないと思いますので。
足りない部分を助けるだけで、必要以上に負担をかけるのは、悪い面も出てくるかと想像します。

入れ歯はやはり『金属製の入れ歯』をおすすめします。

歯科技工士の関戸です。
これまで16年間、保険のきかない自由診療の歯科医院にて、入れ歯を専門的に見てきましたが、やはり何と言いましても、入れ歯は金属床と言われる、「金属製の入れ歯」が一番いいです。

 

口の中に入れた時の安定感、食べ物を強くかんだときも変形しない丈夫さ、ちょうどいい感じにたわんで元に戻るしなやかさ、多孔質なために着色や変色、食べ物などを吸収してしまうプラスティック製と比べて、材質として数段優れています。

 

かみ合わせた際に、充分な強度があるため、安心して食べ物が食べられますし、手加減しないでかみ合わせできますので、運動されるときや力を入れる時も、思い切って力をこめることもできるかと思います。このかみ合わせの安定感、安心感は丈夫な金属ならではのことで、しかも厚さはプラスティックよりも倍以上薄く作れます。

 

何年も数十年も入れ歯での生活を送られる場合には、料金面で当初費用が多くかかりはしますが、その後の長い期間、安全に安心して使えるものと思えば、決して高いものではないと思います。

 

金属製の入れ歯によって、他の歯の健康も維持されやすいですし、今では見た目もよく、快適な入れ歯が作れます。当医院だけでなく、他の医院さんでも金属製の入れ歯は取り扱われていると思いますので、最初は保険診療のプラスティックや少し金属のバネやバーを使った入れ歯でもいいかと思いますが、最終的には、金属床という入れ歯に代えられたほうが、いろいろな点で利点があります。

 

毎日の食事やおしゃべり、社会生活における見た目の印象の良さなど、気持ちの面で体の面でも、良い入れ歯は健康で快適な生活の一助となると私は信じています。

 

入れ歯専門の歯科技工士として、入れ歯を使われているすべての患者さんに金属製の入れ歯をぜひおすすめします。

 

前歯でも奥歯でも、ブリッジや差し歯で重要なのは、仮歯。

技工士の関戸です。

 

ブリッジや差し歯の治療はほとんど歯科医師まかせというのが一般的だと思いますが、当医院は自由診療専門ですので、治療だけではなく、前歯でも奥歯でもブリッジや差し歯の形にとてもこだわっています。

 

簡単にいいますと、患者さんに合わせて見た目のいい歯に最終的に完成したいので、仮歯の段階で、審美性や機能性に気を使って、形には特にこだわりをもっています。
うちの医院は女性患者さんが多いので、かっこよさというよりも、患者さんの希望に合わせて、愛らしさ・キレイさ・シャープな感じなどを出すようにしています。

 

私は本来は入れ歯専門の技工士なのですが、仮歯はずっと製作してきていまして、ここしばらくは、患者さんから「歯の形がいいからうれしい」とか、「この仮歯の形のまま、最終物も作ってほしい」と言われることが多くなりました。本当にありがたいお言葉です。
ただただ、目の前の患者さんが素敵になって帰られて、この医院に来てよかったと思ってもらえることだけ考えて仕事していますので、そのような声をいただけるということは、この上ない喜びであります。

 

差し歯作り専門のプロ中のプロから言わせれば、私の歯は決して理想的な形ではないかもしれません。ですが、これまで何度も経験してきた中で、差し歯専門の一流の技工士が作る歯が、必ずしも実際の患者さんの口元に合ったものではないということは実感しています。

 

一流の職人が患者さんの口元を見ずに作っても、なんとなく違和感のある形の歯になってしまっているのです。当院に初めて来院される患者さんの多くがそのような状態です。自由診療で高額な料金を支払ったにもかかわらず、何となく顔だちに合っていない歯になってしまっていることが多いです。

 

患者さんの口元は、一人一人違いますし、左右で唇の上がり方も違います。その差を直接目で見て、患者さんの希望を聞いて、すべてを反映しながら作ってこそ、何とも言えない形の歯になります。直接患者さんを見ないで作れば、一流の職人であれ、どうしても口元にピッタリ合った歯にはなりにくいと言えます。

 

多くの皆さんが、「仮歯」というものは大したものではないと思っているはずです。
ですが、この仮歯を何度も調整して、長期間見ていきながら、最終的に口元に合わせた形になった時には、本当にしっくりくる形の歯になります。

 

当医院では、実際に仮歯として長い間使っていただきますので、患者ご自身が自分の歯に対していろいろなことを感じることもできます。患者さんそれぞれで歯に対する考え方も違うと思いますので、その気持ちに合わせながら、より最適な歯にできたら一番いいかと思います。ぜひご協力ください。

ラバーダム要らない説

残暑お見舞い申し上げます。

 

さて、患者さんを含め、歯科医師の中でも、ラバーダムの必要性を訴えられている方が結構いらっしゃいます。ラバーダムを使うことに文句はないのですが、信念を持って使わない私のような歯科医師もいるので、使わないことに文句を言うのはお門違いということも皆さんに知っておいていただきたいところです。

 

まずラバーダムの必要性について、端的に言えば、患者さんにとっては「根管治療における感染防止になり、結果治療の予後が良い」と信じたいところでしょうが、こんなものは全く(ほとんど)関係ないです。
むしろこんな風に考えている方はおそらく「HIV(エイズウイルス)が1匹でも体内に入ると、人はエイズに感染する」と信じているはずです。
これは科学が分かっている人にとってはこの程度で感染しないのはわかっているのですが、的確に科学を知らない人は、1匹でも、もう怖くて怖くて・・・のはずです。恐怖心で思考停止です。

 

それはさておき、根管治療の成功、失敗を決めるのは要素があり過ぎてラバーダムだけでは決定打にならないということなのです。すでに根管内に菌はいるわけですから、入らないように工夫することは悪くないですが、それよりもきちんと根管内が消毒できるかどうかがポイントなのです。

 

簡単に言えば、根管治療に成功するためには1000の要素があり、すべてそろえば100%成功、300そろえば95%成功するという感じのものでしょうか。100以下になると50%の成功率になるという何ともアバウトな治療なのです。
ラバーダムはその10くらいの要素にはなるでしょう。しかしラバーダムをすることによってそれを打ち消すようなデメリットも生じます。
例えば、すべての歯に適応できない。うがいできない。患者さんの表情が見えない。緊急事態に対応しにくい。歯に締め付けられる不快感がある。毎回の本治療に取り掛かる前に時間がかかる。そして最も大切なこと「予後に差が出るという報告がない」ということです。(逆に私としては予後に差は出ないと結論付けてます)
下手な人が治療すれば、場合によっては予後が悪くなるかもしれないくらいです。
これが先ほど述べた1/100程度の要素でしかないということです。これにコストをいくらかけるのか、患者さんもよくよく考えてください。1回あたり1000円以上かけるなら私が患者なら遠慮します(もしろ毎回きちんとするならこのくらいが最低のコストです)。
ラバーダムを使っている先生で、根管治療のやり直しがこれまでない、私の治療は100%という先生がいるならそれは価値がありますが、そんな先生はそれ以外の工夫があるのです。ですのでラバーダムがなくてもきっと100%でしょう。

 

ちなみに私は使ってない派ですが、治療終了後大丈夫ですと宣言したものについては、成功率は100%です(10年以上経過)。丁寧に根管内を消毒できる方が、余程成功の要素としては大きいのです。

 

根管治療の予測は天気予報くらい難しいです。私でも簡単な症例と思っていたのに、案外手こずるとか、難症例と思っていたのに案外簡単に治ってしまったとか、今年の猛暑予測くらい当たらないです。ですので、簡単な症例そうに見えるものでも、必ず、治らない可能性のリスクを患者さんに説明しておきます。

 

おそらく病気と言われる現象は科学の法則通りなのですが、病気はその単純な科学の法則の複雑な組み合わせで出来ています。本当に一つ一つは簡単なのですが、3つ以上組み合わさると素人には判断ができなくなります。将棋もそうですよね。一つ一つの駒の動きは単純ですが、複数になると途端に普通の人はついていけなくなります。

 

ですので、皆さんも根管治療に必要なのはラバーダムだけではないことを知っておかれた方がいいと思います。またあまりラバーダムにこだわらないでください。よろしくお願いします。

患者さんからヒントを得て作る入れ歯

歯科技工士の関戸です。

 

入れ歯にもさまざまな種類がありますが、普通の歯科医院の場合には、一般的な形というのがだいたい決まっています。
それは、おおむね、保険診療が主体の医院で提供される入れ歯とあまり大きくは変わっていない入れ歯になります。

 

歯科医師から自由診療で作る入れ歯だからいいものだと言われましても、入れ歯の設計やデザイン自体は、ごく普通の入れ歯の場合がほとんどです。
独自性やオリジナル性はあまりありません。

 

なぜそのような入れ歯になるかといいますと、ほとんどの歯科医院は、自分の所で入れ歯を作っているのではなく、外注で入れ歯を注文しています。つまり、入れ歯を製造するメーカー(歯科技工所)がありまして、そこで作られたものが各歯科医院へ納品されるのです。同じところで作りますので、だいたい同じような入れ歯になります。

 

中には、特別な設計やデザインを注文する歯科医師もいると思いますが、多くの歯科医師は入れ歯の設計やデザインを歯科技工士まかせにしています。
患者さんの口の型どりやかみ合わせだけ行って、あとはすべて技工士にまかせるというのが実情だと思います。

 

それはそれで仕方のない面があります。歯科医師は入れ歯を作れるわけではないので、実際に入れ歯を作る職人が長年の経験で型を見ながら作るほうがいいとも言えます。
ただひとつ大きな問題があります。それは入れ歯を作る技工士が患者さんを直接見ていないということです。
歯科医師からの伝言だけで本当に良い入れ歯が作れるのか?と言われたら、はなはだ疑問であります。

 

『百聞は一見に如かず』というのは、いろいろな場面で経験することだと思いますが、まさに、入れ歯作りも、患者さんをよく見て、考えて、作るというのが一番の基本になります。また、見るだけでなく、患者さんのお話をよく聞いて、おしゃべりしながら患者さんの気持ちや考えを頭に入れてデザインしていくということも非常に重要だと実感しています。

 

この患者さんはどんな形の入れ歯を希望されているのか? どんな感じの歯並びを望んでいるのか? ご自身の歯のどの部分が一番気になっているのか?など、患者さんを見ながらそして、お話しながら、気づいていく作業は非常に重要です。

 

『一を聞いて十を知る』ということわざ通りにはなかなかいかないですが、一生懸命集中して患者さんの言葉を聞いています。患者さんから直接聞く言葉は、良い入れ歯を作るうえで、多くのヒントを与えてくださいます。

 

逆に言いますと、患者さんの言葉を聞かないで、顔も見ないで、そして口の中も見ないで作られている一般的な入れ歯が、患者さんにピッタリ合うとはとても思えないのです。

 

最近では、患者さんから、「ここの入れ歯はしっくりきますね」とか、「自分の歯のようで本当にうれしいです」という言葉もたびたび聞かせていただくことが増えました。ありがたいことです。入れ歯作りをしていて本当によかったと、感謝しています。
これも患者さんに来ていただいて、先生にはある意味自由に作らせていただいているからだと思っています。これからもさらに良質な、クオリティの高い入れ歯を目指して精進して参ります。