2024/03/12
入れ歯専門技工士の関戸です。
当医院は自由診療で入れ歯をお作りしていますので、保険診療での国から決められているガイドラインに沿った治療以外の、さまざまな処置やサービスを提供することができます。
まさに、文字通り「自由な診療」ができます。
ではどんなことができるのか?といいますと、まずは、他の医院だとグラグラの歯を抜かないと入れ歯は作れないと言われることが多いのですが、当院では、抜かない状態のままで入れ歯をお作りできます。
そして、一度お作りして使っていく中で、歯が抜けてしまったり、患者さん自身がもう抜いてほしいと言われた時に、歯を抜いて、抜いたところに歯を追加することが、1時間ほどあればできます。それで抜いた歯の部分はしばらくするとハグキが下がってきますので、それも丁寧に裏打ちを行っていきます。
入れ歯専門の技工士がいますので、そのような歯の追加や入れ歯の修理・修正は状態によりますが、約1時間あれば、だいたい処置することが可能です
また、このような細かい処置をくり返して、最後にもう一度新しい入れ歯を新調することも行っています。抜ける歯の本数が多い患者さんの場合には、最後にはつぎはぎだらけの入れ歯になってしまうので、それではいけません。もう一度型どりからはじめて、新しい入れ歯を製作します。最後の歯が抜けるまでの期間によりますが、それほど長期でなければ、費用は最初の入れ歯に含んでいるのでいただきません。
入れ歯だけではなく、歯の治療も当然、時間をかけて確実に行っていますので、歯の治療が終了したあとに、治療した歯に合わせた入れ歯を、また新しくお作りしています。
1人の患者さんに合わせたオリジナルの治療計画を立てて、あせらず確実にゆっくり取り組んでいますので、手前みそですが、多くの患者さんは安心されていることかと思っています。
なかには、できるだけ早くやってもらいたいと言う患者さんもいらっしゃいますが、急がば回れといいますように、結局、あわてて作っても逆に調整回数が増えただけだということもあり得ます。長い期間をかけて悪い状態になってきたものは、それなりの時間をかけて丁寧に改善していくことが大切です。