保険診療で作る入れ歯の歯の大きさは、かなり小さくておかしい。

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保険診療で作る入れ歯の歯の大きさは、かなり小さくておかしい。

来院される患者さんの中に、以前、一度保険診療で入れ歯を作った経験があるという方も多いのですが、そのほとんどの入れ歯の歯の大きさが、ご本人のもともとの歯よりも、かなり小さいサイズの歯で作られていることが非常に多いです。

 

まだ残っている歯の大きさと比べてみても、あきらかに小さいので、いかにも作り物の歯だとわかってしまいますし、すぐに入れ歯だと気付かれます。

 

歯自体の大きさもさることながら、ピンク色のハグキの範囲が広くて、ハグキが目立ってしまっている方もいらっしゃいます。

 

もう少しハグキの部分をうまく彫刻して、歯がはっきりと見えるようにしてあげるか、もっと大きい人工の歯を使ったらいいのに。といつも思います。

 

歯科医院ではなく、技工所という工場でたんたんと規格品のような入れ歯を大量に作っていかなくてはいけない場合には、仕方のないことかもしれないですが、患者さんの顔全体の雰囲気や口元を見れば、やはり見た目に違和感があるのは、すぐにわかります。

 

本来はその際、歯科医師が修正をすべきなのですが、おそらく器用に修正できる歯科医師はほとんどいないので、そのままあまりいまいちな入れ歯がセットされることになっていると思います。

 

技術とセンスのある技工士が修正すれば、それほど時間のかかることではないので、できればそのようなことができるような体制を作れたらなと思っています。

 

保険診療ではそのような審美的な内容は、保険外になってしまうのでできないことになってしまうかもしれません。
ですが、歯を見た目よくすることは、髪形や身なりをきちっとすることと同じく、重要な社会性のある問題だと言えます。

 

保険診療でもこのようなことが認められ、全国3000万人と言われる入れ歯患者さんが、人と会話する際に、口元を隠すのではなく、笑顔でコミュニケーションがとれて、快適な生活が送れるように、見た目の回復という名のもとに、審美的な要素も保険診療の一部にしていただきたいと切に願います。

 

ただ、先ほども書きましたように、この作業は歯科医師では難しいので、歯科技工士のいない歯科医院では難しくなります。ですが、出張という形で歯科技工士が出向くことも可能でしょうから、国が保険診療の新たな項目として認めれば、入れ歯でも見た目のいい歯並びの人たちが世の中に増えるだろうと思います。

 

医療費削減の今の世の中で、多くの患者さんの強い訴えでもないとなかなか認めてもらえない内容でしょうが、社会的意義はかなりあると思っています。
外国の観光客が増えていますが、先進国の中でも歯に対する意識のうすい日本人の歯並びは、決して自慢できるようなものではありません。

 

でも本来、きれい好きで、オシャレな日本人ですから、少し意識を変えるだけで、人から見てもきれいな口元になり、いい感じの笑顔になるのは、そんなに難しいことではないと思います。

 

『国を挙げて、国民をいい笑顔にする』というと大袈裟ですが、それほど難しくなく、費用もかけずに、できる内容だと思います。
そのようなサービスが組み込めるような歯科医療になってほしいと思います。