2017/04/07
こんにちは!
助手の神藤です^^
ー 食べ物が食べられないわけじゃない。
ー かんでも痛みがあるわけじゃない。
「ただ繊維質のものが食べられない」
入れ歯をお使いの方、そう感じていませんか?
もしかして、
ー 入れ歯だし、繊維質のものは食べられないよね…
って諦めていませんか?
最近、当院で積極的に取り組んでいるのが
「食べ物の食べられる幅を広げること」です。
入れ歯専門の当院でも
ー 不具合はないんですけど、実は繊維質のものが食べにくいんです。
という相談を患者さんからこっそりされていました。
大きな不具合じゃないし…と思うとなかなか先生には言いにくいと思います。
なので、診察前に必ず「どうでしたか?」と私からお伺いしています。
その中でも多かったお声が
ー ほうれん草や小松菜などがかみ切れない
ー 赤身などのちょっとかたいお肉がかみ切りにくい
というのもでした。
その後に続く言葉は「でも、入れ歯だし…こんなものなんですよね?」
入れ歯専門なのに何とかならないんですか?と
技工士に相談したところ「考えがあるからやらせてほしい」とのこと。
何人かの患者さんにご協力いただきまして、技工士に加工してもらったところ
ー 良くなりました!
ー 繊維質のものたべられるようになりました!
というなんとも嬉しいお声が!(今のところ10割です!)
患者さんのお声で技術が上がっていくんだなって実感しました。
この繊維質が食べられるようになる加工
入れ歯専門で院内技工士ならではの発想だと思います。
技工士の熱い思いが詰まっています!
(※繊維質のものが食べにくいと思っている患者さんがいらしたら、おっしゃってください。
診察中に加工できます。)
「入れ歯は繊維質のものが食べられない」と諦めずに色んな食事を楽しんでほしいです。
その中で食べにくいものがありましたら、是非 おっしゃってください。
ちょっとしたことでも「入れ歯だし…」と諦めなければ、必ず合う入れ歯を見つけられると思います。