入れ歯が折れた!

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入れ歯が折れた!

技工士の関戸です。
プラスティックで作られた入れ歯は、いろいろな原因で折れたり、割れたりします。

 

固い物を食べた/落として割れた/洗っているときに折れた/出し入れしているときに折れた/ポケットに入れたままで力が加わって壊れた など。

 

その原因は、それぞれ異なります。

 

食べて割れたり折れたりする原因は、入れ歯がハグキにぴったり合っていないことがまずあげられます。すき間があるので、強くかんだ時にパキッと折れたりします。

 

あるいは、入れ歯安定剤などのやわらかい材料を間にはさんでいるときにも、その部分に力が加わると折れたりします。

 

また、出し入れしているときに折れるのは、引っ掛かりが強すぎるのが原因ですので、引っ掛かりを少し弱めてもらう必要があります。

 

 

洗っているときに折れるというのは、入れ歯自体の強度が少し弱いかもしれません。

 

もう少し幅や厚みを増やすようにしてもらってください。

 

落としたり、ポケットに入れていて壊れるというのは、入れ歯はプラスティックですので不可抗力が加わると、どうしても壊れてしまいます。

 

そして次に、入れ歯が割れたり折れたりしたときの、修理について、お話します。

 

まず割れた入れ歯は、できるだけ早めに、修理に来てください。

 

割れた面がきれいな状態でないと、元通りの位置に戻りません。

 

またご自身で接着剤で修理される人もいらっしゃいますが、なかなか完全にぴったり合わさっていない場合が多いので、遠方の患者さんやどうしてもしばらく来院できない人でなければ、おすすめしません。われわれ技工士がきれいに元通りに戻しますので、そのままの状態でご来院ください。

 

当医院では、だいたい1時間弱あれば、修理できます。
私、入れ歯専門の技工士が常にいますので、よほどバラバラに壊れていなければ、1時間あれば充分修理できます。

 

その他に、あまり見られないケースではありますが、弱っているご自身の歯が大きく動いたためにすき間ができて割れてしまったということもございます。この場合には、もう一度入れ歯を作り直すか、入れ歯のピンク色の部分を追加しないといけないので、少し修理修正の時間がかかります。またかみ合わせも変化していますので、その調整も大切です。

 

普通の歯医者さんでは、大きな入れ歯が割れた場合に、応急処置として修理はできますが、それではまた再び割れる可能性も高いですし、なんと言いましても、きれいに仕上げることができないので、あまり良い状態とは言えません。
技工士がピカピカに磨いて修理した入れ歯でないと、口腔内が清潔には保てないので、修理はしっかりやっていただくことをおすすめします。