入れ歯にくわしい先生は1割くらい

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入れ歯にくわしい先生は1割くらい

先日 技工士が大勢集まるフォーラムに行ってきまして、いろいろな講演の中で、入れ歯を専門に作っていて、日本全国の歯科医院と仕事されている技工士さんが、「熱心に入れ歯に取り組まれて、入れ歯をよくわかっている先生は、正味1割くらいじゃないですかね。」とポロッと言われていました。

 

調べたわけでもないでしょうが、私もなんとなくそれくらいかもしれないと思っていたので、やはりそうなのかなと改めて思いました。

 

医院に来られる患者さんの以前使われていた入れ歯を、来院されるときに毎回見ますが、「これは良い入れ歯だ!」と思えるものがあまりございませんので、作っているのは歯科技工所の技工士ですが、そのような入れ歯をなんとも思わずにセットしている先生は、やはりあまり入れ歯に力をいれてはいないと思っていました。

 

日本の患者さんは、少なくとも入れ歯に関しては、かなり悲しい状況にあるといっても過言ではないと言えます。入れ歯専門の技工士としましては、もっと良い入れ歯が増えてほしいと願うだけです。

 

最近では、インターネットにホームページを出して、『入れ歯に特化した歯科医院』として、広告も出されている歯科医院は結構ありますが、

 

実際に、その医院で患者さんに提供されている入れ歯をよくよく調べてみますと、別の医院でも見たことあるような、同じような入れ歯がズラリと並んでいます。

 

作っている所は、比較的大きな歯科技工所で、そこと契約して外注に出して入れ歯を買っているという状態だと思います。

 

なので入れ歯に特化していると書かれているのですが、その歯科医院独自の、オリジナルの入れ歯ではなく、外注して良い入れ歯を入れているということになります。

 

私は、よく料理に例えて物作りの話をするのですが、料理の世界で言えば、歯医者さんは料理評論家のような存在で、歯科技工士はコックさんにあたると思っています。
実際に入れ歯や料理を作るのは、技工士やコックさんで、その料理を評価して使うのは、歯科医師や料理評論家です。ワインのソムリエも似たような存在かもしれません。

 

彼らは料理やワイン、入れ歯のことはよく知っていますが、実際に、料理やワインや入れ歯を作れるわけではありません。
しかも、結構、ソムリエや評論家の意見というのは、それぞれで言うことが違っていて、決して客観的に安定した評価で正しいとは言えないことも多々あると思います。それぞれの考え方という感じですかね。

 

この料理がどのように味付けされたとか、どういうレシピや工程かとか、ワインの素材の扱い方や製造工程の難しさなんていう問題は、あまりくわしくわかっていないのではないかと思います。

 

そのような存在も、商品を広めるためには大切だと思いますが、実際に、多くの人がおいしいと言う料理を作ることや、皆さんが買い求めるワインを作り出すことは、非常に大変であるかと思います。
おいしい料理のように、大勢の人に受け入れられるような入れ歯を提供できるように、これからも努力し続けていきたいと思います。