何とかしたい!入れ歯の不具合をなくすための3つのポイント

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何とかしたい!入れ歯の不具合をなくすための3つのポイント

こんにちは!
助手の神藤です^^

 

入れ歯を入れていると痛みがあったり、発音しにくかったり、かみにくかったり…

 

いろんな不具合を感じることってありませんか?
その不具合を先生に何度言っても良くならない…一体なんで?!
でも、何度も同じことを言うと先生に嫌われてしまうのでは…
なかなか言いづらいことを伝えないといけないことも多いですよね。
言いづらいこともうまく伝えて、快適な入れ歯生活を送りましょう♪

 

1.痛みがある場合
一番困る不具合は痛みですよね。
早くなおしてほしくて、とにかくみてほしい!って思うと思います。
×「傷になって痛いんです!ここ見てください。」
×「傷はなくても、ここがあたって痛いんです!」
これでなおせるものもありますが、すべてなおすのは難しいです。

 

ポイントは「どんなとき・どのようにすると・どこが痛いのか」
まずは自分でしっかり確認することが大切!
○「入れるとき、くちびる側のふちのあたりが擦れて痛みがあります。」
○「ギシギシかんだとき、ベロ側に痛みがあります。」

 

【チェックしたい項目】
・入れるときや出すときに痛みがあるか
・かまなくても痛みがあるのか、かむとき痛みがあるのか
・入れているとどのくらいの時間で痛みが出るのか
・カチカチかむと痛いのか、ギシギシかむと痛いのか
・ベロ側・ほほ側など、どのあたりが痛いのか

 

一つずつ確認すれば、自分がどのようなとき・どこが痛いのか分かりますよね♪

 

出し入れするときの痛みは傷にならない場合があるので、こすれる部分を指で教えると早くなおりますよ。
大体、上記5つのチェック項目で先生は調整する場所を変えているので、しっかり具体的に伝えて痛みをなくしましょう!

 

2.しゃべりにくい場合
続いて多いのは、しゃべりにくさ。
入れ歯だとバレたくないとき厄介ですよね?
×「とにかくしゃべりにくいんです。」
これだけでは、異物なので…慣れてくださいと言われてしまうかも。

 

ポイントは「どの行や言葉がどんな感じでしゃべりにくいのか」「何が気になるのか」
まずは、自分でいろいろ発音して確かめよう!
○「サ行やラ行がひっかかる感じがしてしゃべりにくいです。」
○「しゃべるとき上のあごのところがベロにあたって気になります。」

 

【チェックしたい項目】
・しゃべる以前に異物感はどうか
・口の中が極端にせまく感じるか
・しゃべるとき、どの行やどんな言葉がしゃべりにくいのか
・ベロがひっかかったり、あったたりするのか
・息や空気が抜けるような感じや通らない感じがする

 

どれにあてはまりましたか?
そもそも入れるだけで気になっているようでしたら、まずは気にならないようにしてもらいましょう。
どの行・どの言葉など、ちょっとした発音なら当日のうちに良くなりますが、息や空気の抜け方・通らない感じだと、もしかしたら歯並びの問題かもしれません。
大きな修正が必要な場合があるので、どこが気になっているのか確認しておしゃべりを楽しみましょう♪

 

3.かみにくい場合
その次に多いのはかみにくいという不具合。
自分の歯のようにかめないのは分かっていても、いろんな食事を楽しみたいですよね。
×「かんでるんだけど、なんか違うんです」
×「こっちがかんでないんです」
何となく言いたいことは分かっても、これではそんなものですよと言われてしまうことも…
かんでないやあたってないという表現だと紙一枚が抜けないと「かんでいます」と言われてしまいます。

 

ポイントは「同時にかんだとき局所的に強くあたっていないか」「なにが食べにくいのか」
○「同時にかむと右だけあたってしまってかみにくいです。」
○「右がかみやすいので、左も同じ高さにしたいです。」
○「繊維質な野菜などが食べにくいです。」

 

【チェックしたい項目】
・高いと感じでいるか、低いと感じているか
・同時にかみ込んだとき左右で局所的に強くあたっているところはないか
・どんな食べ物がかみにくいのか、食べにくいのか
・ひっかかる感じがして、あごが動かしにくくないか
・あごがすべってしまって、かめない感じがしないか

 

実は、正しいかみ合わせというものは存在しないんです。
まずは標準的な作りでかみ合わせを作るので、何となく違うと感じる方が多いみたいです。
自分がかみやすい位置を表現することが重要になります。
上記のチェック項目に当てはまらないのにかみにくい場合は、かみ合わせではなく素材を変えるだけで良くなるケースもあります。
しっかりかめるようになって、外食も楽しみましょう♪

 

上手に伝えればもっと快適に!
表現は人それぞれ。
先生も多くの患者さんを診察しているので「この表現だったら、こうする!」とパターン化されてしまっています。また、先生自身が入れ歯を入れているわけではないので気づけなかったり、分からなかったりする場合が実は多いんです。
自分でも答えが分からないまま調整するより、まずはどんな不具合があるのか具体的に見つけてみてください。
先生にも分かりやすく伝えてあげれば、あっという間に快適になりますよ♪
直接、先生に言いづらい場合は衛生士さんや助手さんに伝えてもらいましょう!