虫歯はなぜ自力で治せないのか?

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虫歯はなぜ自力で治せないのか?

病は気から。一般的にケガや風邪、ちょっとした感染症、体調不良などは自力で治すことができますが、虫歯は自力で治すことができません。

 

「虫歯は感染症である。」ということはほぼ100%の歯科医師が認めるところですが、ではなぜこの感染症である虫歯が、ほかの感染症と異なり、自力で治らないのでしょうか?

 

実はほとんどの感染症は体の中で「抗体」と言われるものができて、それがターゲットととなる病原菌を「標識」してくれることにより、攻撃対象として体の中で処理されます。ここが大切なところで、抗体が病原菌をやっつけてくれる訳ではないのです。単に敵に対して目印を付けてくれるだけなのです。実際にやっつける部隊は、白血球である、リンパ球と言われるものです。

 

そこで話を戻して、虫歯に対する「抗体」はできないのでしょうか?と言われたら、できてると思います。皆さんの口腔内に一定量常に存在していると思います(ラットの歯の中には抗体が存在していることが確認されていますが、何かに感染している証拠です。歯の内部は決して無菌状態ではありません)。ではなぜそれが劇的に効果を発揮しないのかと言われると・・・。その答えはこの文章中にすで書いてありますので考えてみてください。

 

当医院の患者さんには、初診からこんな基礎的なお話をたくさんさせていただいております。歯が悪くならないためには、患者さん自身が、敵を正確に理解していただくことが大切なのです。

 

こういったお話が理解できれば、同様の理由で、虫歯のワクチン、歯周病のワクチンができても、おそらく効かないよ。ということは、容易に分かるかと思います。